2018年12月14日金曜日

入学と卒業

今日はANUの卒業式です。クラスメイトの多くは卒業式に参加し、少数はすでに帰国して仕事を再開しています。僕はといえば卒業式への参加を見送りブリスベンで読書に励んでいます。昨日あるクラスメイトが卒業名簿をシェアしてくれたので入学名簿と比較しておきたいと思います。


Source) Google Images

2017年1月の経済系の入学名簿には68名が登録されていました。しかし2018年12月の卒業名簿には57名のみが記載されています。ざっと目を通したところ入学同期6名のクラスメイトの名前がありません。1名はパートタイムに移行、1名は自主退学、4名は落第だと思います。

政治系の学生の中には精神的に病んでしまい大学院に来なくなった人もいます。

もちろん1年制、1年半制、2年制の選択によって卒業時期は異なります。一概に入学と卒業人数が同じとは言えないのですが、毎年1年制、1年半制も同程度の人数が入学し、退学・落第がないならば、入学と卒業はほぼ同人数になるべきです。57名には卒業時期が遅れている人も含まれています。

つまり同時期入学のクラスメイトの約10%は退学・落第に追い込まれているということがわかります。ANUに関する限り、外国大学院の入学は容易いけれども卒業は難しいというのは偽りではないようです。卒業生の活躍に期待する大学院側は決して学生を落第させたい訳ではないと思いますが。

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