2016年12月4日日曜日

ダラムの夏セメスター

シャーロットからダラムに5月14日(土)に戻った私は、16()からダラムテクニカルコミュニティカレッジ(DTCC)の夏セメスターに参加しました。コミカレ入学のためのレベル確認テストで英語のレベルが低いと指摘された僕には、イングリッシュアズフォーリンランゲージ(EFL)のコース以外の選択肢がありませんでした。まだ、アメリカ人とは一緒に勉強できません。幸いにも、3段階あるEFLコースの中では一番高いレベルから始めることができました。英語のリーディングとライティングの2クラスのみです。

リーディングのクラスはまあまあ良かったです。授業と宿題の2種類があります。授業は、ディスカッション、映画観賞、プレゼンテーションなどですが、大したことはなかったです。それに比べて、宿題の量と質には驚きました。2日後までに50ページ読んでエッセイ(感想文)を書いて来なさいというのは普通です。エッセイに求められるレベルもかなり高かったと思います。結果として、文章や本を読むときには、必ずペンを持って書き込む習慣を身につけることになりました。

<リーディングクラスの人々>
- 先生: カリフォルニア出身の女性。トルコでの英語教師の経験もあるという国際色豊かな方。
- クラスメイト: アゼルバイジャン、メキシコ、リベリア、国籍不明のヨーロッパ(イタリア、フランス、スイスの三重国籍?)など。夕方のクラスだったので、勤務経験のある人が多くて話し易かったです。

ライティングのクラスは非常に良かったです。僕はIELTS受験のために日本でもライティングを学んでいましたが、このクラスのおかげで格段とレベルアップしたように思います。イントロ・ボディ・コンクルージョンの文章全体の構造に加えて、パラグラフィング、すなわち、1段落のなかで1つの文にどのような意味があって、1段落全体としてどのように構成すべきか?ということを学びました。

<ライティングクラスの人々>
先生: ケニア出身の男性。ノースカロライナの大学院で勉強していたけれども、お金が足りなくなってコミカレで教え始めたという経歴。最初はなんだそれ?大丈夫か?と思っていましたが、アメリカでライティングを教えるだけの技量を持った優秀な方でした。
- クラスメイト: リーディングのクラスと重複するのですが、アゼルバイジャン、メキシコ、中国、インドネシア、国籍不明のヨーロッパ。

夏学期は9週間で、春・秋学期の18週間と同じ内容をこなすというハードなコースでした。夜中1時までアパートで勉強することも少なくありませんでした。しかし、特にアメリカ教育におけるエッセイ(感想文)ついて学ぶ最良の機会となったように思います。リーディングもライティングも良い成績でした。クラスメイトとも仲良くなりました。ただし、リスニングとスピーキングは日本を離れたときとさほど変わらず低いレベルのままです。    

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