突然ですが、靖國神社と千鳥ケ淵戦没者御苑の両方を訪れたご経験はありますか? 僕は2014年4月上旬の桜咲くある日、両方にお参りしました。靖國と千鳥ケ淵はとても近いんですよね。徒歩10〜15分程度だったと記憶しています。当時のケネディ米大使の千鳥ケ淵参拝をきっかけに、双方はどう違うんだろうと改めて疑問に思い、自分の目で確かめることにしました。
先に靖國神社に行きました。靖國神社はあくまで神社であるという印象と、菊の紋章(天皇および皇室の印)が目立つなぁという感じを持ちました。正直、第二次世界大戦の戦没者を慰霊するために、どうして日本の政治家が靖國神社にお参りするのかピンときませんでした。天皇家にゆかりが深く、歴史ある神社ということに大きな意味があるのでしょうか?
昼食を挟んで、次に千鳥ケ淵戦没者御苑を訪れました。ああ、ここは戦争で亡くなった方々を慰霊するための場所だ、と僕はすぐに感じました。亡くなった方々のために心からお祈りしました。漂う雰囲気が違うんです、神社とは。靖國神社より千鳥ケ淵戦没者御苑の方が、第二次世界大戦の戦没者の慰霊にふさわしい場所だと思いました。
機会があれば、ぜひ御自身で両方を訪れてみてください。僕は左翼でも右翼でもありません。普通の日本人の一人です。今となっては、日本の総理大臣やその他大臣が誰のために靖國神社に行くのか、行こうとするのか、僕にはわかりません。千鳥ケ淵に参拝先を変更したら、日本国内で暴動が起こるのでしょうか? 右翼に抹殺されてしまうのでしょうか? 後者の可能性を否定しきれないところが残念です。
千鳥ケ淵戦没者御苑
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