嬉しいニュースがあったので、久しぶりの投稿です。
9月12日、昨年ANUのインターンシッププログラムANIPの際に執筆した論文が、ある学術論文誌において出版されるという報を受けました。
このジャーナルは南太平洋諸国の大学(The University of the South Pacific)運営で、インパクトファクターが高いとは言い難いです。しかし、①人生初の査読付き論文であること、②自分一人で書いた単著であること、③多忙な仕事の合間を縫ってリバイスしたことから、出版が決まり嬉しかったです。
ANUシンクタンクのアソシエイトとしての出版にすることにしました。研究所のマネジャーに連絡し、恩師の研究所長に伝えておいてほしいと依頼しました。当時のスーパーバイザーは世界銀行シドニー事務所に転職したため、実際に出版されたら報告しようと思っています。
現在の仕事でなかなか苦労していますが、こういう嬉しい知らせがあると元気が出ます。戦って負けることも少なくないですが、たまに勝つから、また頑張ろうという意欲が出ます。色々チャレンジし、戦い続けることですね。
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Associate(アソシエイト)
Australian National Internship Program (ANIP)
開発援助機関に勤め始めてから、あっという間に2か月半が経った。開発援助機関の担当官として国際協力を実行するに当たり、仮説というものは大事だが、同時に、担当官は仮説を進化し続けなければならないと思う。
国際協力を行ううえで仮説は重要だ。例えば、技術的な協力だけで良いのか。技術協力とともに専門家を派遣して行政への支援を行うべきか。いずれの選択肢を選ぶにせよ、プロジェクトの担当官は仮説を持って任務を遂行しなければならない。
しかし、一つの仮説に固執してしまってはならない。昨日まで技術協力だけでよかったかもしれないが、今日からは行政への支援を行わなければならないということもあるだろう。担当官はプロジェクトを進めながら、自分の仮説に疑問を抱き、改善し続けなければならない。
我々担当官は、国際協力の行政官であって、理論を生み出す研究者ではない。一つのプロジェクトでさえ仮説は変わるのだから、異なる国、異なる時代によって、国際協力の手法は変わると考えるべきだろう。同じ手は二度と使えないと想定しておくべきだ。自戒を込めて。
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オーストラリアの大学院を修了後、さらに2年間豪州に滞在するための「サブクラス485」、いわゆる「卒業ビザ」を昨日取得することができました。
私の仕事は豪州外なのですが、妻がブリスベンで私の配偶者ビザにて働いているため、豪州滞在ビザを維持することにしました。
申請したのは1月13日なので、取得まで3か月以上かかったことになります。この間の出入国はブリッジングビザで行いました。
このビザを取得するために、エージェントにお金を払う人もいるようですが、私は全て自分で行いました。
もしこのビザの取得に関して不明点等ある方はお尋ねください。エージェントを使おうが、私に尋ねようが、自己責任ではありますが…
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こんにちは、Ryoです!今年初めてのブログになります。3月1日より、ある開発援助機関にて働き始めました。国際協力のスタート地点に立ちました。
3月1日は初日でしたので、人事関係、パソコン・プリンタの設定、簡単な打合せが一つでした。
大学院で学ぶことと、開発援助機関で学ぶことは大きく違うでしょうから、二日目となる明日3月4日以降がとても楽しみです。
この機関とは最長3年の契約なのですが、その間、どん欲に多くのことを学ぶとともに、僅かでも途上国の貧しい人たちの役に立てればと決意を新たにしています。
仕事の内容はブログにできないことがほとんどだと思いますが、仕事以外のことで気付き等あればブログ更新しますね!