オーストラリア国立大学(ANU)の学生として過ごして半年、クイーンズランド大学(UQ)の図書館で過ごして半月が経ちます。独断ではありますが、両大学の違いの印象に触れたいと思います。日本人の多少、年齢層の幅、プログラムの密度、の三点です。
ANUは日本人が少ないです。前述のとおり、僕の大学院には博士・修士課程を合わせて日本人学生は僕一人です。香港からの友人の紹介で、一度だけ日本人学生に会いましたが、ANUではそれっきりです。それに比べてUQは日本人が多いように思います。学生食堂でも図書館でも日本語を聞く機会が数回ありました。
ANUは学生の年齢層の幅が広いと思います。Crawford Schoolでは30代前半までが7〜8割程度を占めると思いますが、30代後半や40代以降の学生も2〜3割程度はいると思います。50歳以上の学生もいるようです。一方、UQの学生は30代前半までが9割を占めるイメージです。あくまで、学生食堂と図書館で半月間過ごしたイメージですけれども。
ANUのカリキュラムの密度の方が濃いと思います。UQの図書館では6月23日(金)の最終テスト期間終了日までたくさんの学生が勉強していました。一方、ANUでは6月19日(月)から既に次のPSP(プレセッショナルプログラム)が始まっています。UQが1セメスターを実施している間に、ANUは1PSPと1セメスターを詰め込んでいるようです。
簡単にANUとUQの違いのイメージについて説明しましたが、どちらがいいということではありません。実は、僕自身、この二つの大学のどちらに行くか迷ったんです。ただし、とことん勉強したい人にはANUの方がいいのかもしれません。僕はANU Crawford 'Cram' Schoolと呼んで、クラスメイトの共感の笑いを得ていますが。
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