日本の大学院を卒業した方には、この成績の意味をあまりわかってもらえないかもしれませんが、欧米の大学院で学ばれた方には理解していただけると思います。おそらくインターナショナルスチューデントとしては最高レベルの成績でしょう。
実は僕は日本でも修士号を持っています。日本と豪州のGPAはあまり変わらないのですが、豪州での修士号を取得するために費やした時間と気力は日本の数十倍以上です。米国を含めて、約8000時間を経済学の学習に注ぎ込みました。
周りを見渡しても、日本で落第はほとんどないのですが、豪州では少なからず落第や自主退学の同級生がいます。また、かなり努力している学生でも、HDを取るのは本当に難しい。手応えがあってもHDかDかは成績発表までわかりません。
あとは卒業を待つのみですが、僕は卒業式に出席する予定はありません。キャンベラのアパートを引き払いましたので、卒業式のために飛行機代とホテル代を自己負担するのはお金と時間の無駄と考えています。
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修士論文のスーパーバイザーにお礼のメールを送り、僕のANUでの二年間は終わりです。特に自分の力が外国でどの程度通用するのかを知るのに良い期間でした。当たり前かもしれませんが、日本のビジネスパーソンは世界に通用します。
これからが僕の第二の人生のスタートです。錆びついた身体の手入れをしながら、どのように貧困問題にアプローチするか考え続けたいと思います。
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