2017年6月30日金曜日

ブリスベンのクイーンズランド大学(UQ)

留学生にとってブリスベンといえば、クイーンズランド大学(The University of Queensland, UQ)ですね。僕は今、毎日のようにUQ St. Luciaの図書館でブログを書いたり、経済学の本を読んだりして過ごしています。

UQに図書館はいくつかあるようですが、僕は社会科学・人文科学の図書館にいます。まだ新しいのかなぁ、広くて綺麗ですね。UQの学生用のデスクトップの数も多いですし、自分のラップトップを使う自習用デスクも多いです。図書館の2階にはカフェがあり、僕はここのアイスラテがお気に入りです。ミディアムサイズが4.5豪ドルです。

学生がランチなどに集うUnion Complexも綺麗ですね。色んな国々の食事を楽しむことができます。僕は日本食の店の日本風カレーにハマっています。ベジタリアン用ということで、野菜コロッケが入っています。ボリューム満点です。値段は8.9豪ドルです。ランチを10豪ドル以下で楽しめるのはありがたいですね。ポテトフライなども安く販売しています。

学生だけでなく、近隣の人々も楽しめるのが、UQ Lakeですね。UQ St. Luciaのバス停から図書館までの途中にUQ Lakeがあります。様々な種類の鳥がいます。鳥たちが人懐っこくて、近寄ってくるんです。コモドドラゴンみたいな大きなトカゲも見かけました。UQには自然が溢れている感じがします。癒されますね。
Source) Ryo
UQもいい大学の一つなんですよね。オーストラリアのグループ・オブ・エイトの一つですし、世界ランクも50位くらいだと思います。図書館もいいし、Union Complexも楽しめるし、UQ Lakeは癒してくれるし、ダウンタウンも近いし、特に10代、20代の方にはオススメの留学先だと思います。

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2017年6月29日木曜日

キャンベラの食事情

キャンベラでは、残念ながら、美味しい和食を食べることはとても難しいです。外食する場合にも、日本人経営のレストランは少ないですし、自炊する場合にも、日本の食材・調味料を置いているショップが少ないと思います。

外食は、キャンベラセンターの中の回転寿司に挑戦したことがあります。でも、握り寿司と呼べるものはサーモンくらいしかなく、後は、フライものをシャリの上に乗せたものが多かったと思います。食べたいものがほとんどなかったです。値段は一皿3.5豪ドルくらいでした。

自炊に関しては、日本の食材・調味料を入手することが難しいです。ANUの近くに韓国系のアジアマーケットがあったのですが、店じまいをしました。もう一軒、中国系のマーケットがありますが、整理整頓がされていなくて、僕はあまり好きではありません。それに加えて、アパートのコンロが小さく、おまけに虫が出ることがあるので、料理をする気にならないのです。

結果として、僕は韓国料理レストランでよく食べています。店の名前は「Izumi」で、まるで日本人が経営しているかのようですが、韓国人オーナーだと思います。特に、野菜・肉類のバランスが良くヘルシーなビビンバを食べます。価格は11.9豪ドルです。キャンベラで晩御飯を12豪ドル以下で食べられるレストランは少ないです。


韓国料理店「Izumi」
Source) Google Photos
ビビンバは結構美味しいです。また、「Izumi」は、僕のアパートの1階にあって便利なので、平日の晩御飯はほぼ毎日ビビンバを食べています。メジャーリーガーのイチロー選手が毎日カレーを食べているという話を聞いたことがありますが、僕の場合、カレーではなく、ビビンバです。キャンベラでは単調な食生活を送っています。

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キャンベラの住宅事情
キャンベラの朝メシ
首都キャンベラの暮らし
キャンベラのナイトライフ
ブリスベンの食事情
オーストラリアのチョコレート菓子「Tim Tam」
「Chatime」ANU店
大型スーパー「Coles」とコンビニでの買い物
「SumoSalad」ANU店
キャンベラ随一のカフェ「greenhouse」
「Sushi Sushi」キャンベラセンター店
キャンベラの中華レストラン「Golden Drum」
キャンベラの韓国スーパー「Emart」

2017年6月28日水曜日

ブリスベンの食事情

外国で暮らすには、生まれ育った土地の食事を確保することが重要だなぁと痛感しています。僕の場合、和食です。ブリスベンには和食レストランが多くありますし、和食の食材・調味料の入手もさほど苦労することがなさそうです。

ブリスベンには、外食の場合、居酒屋、寿司、焼鳥、ラーメンなどがあります。特に寿司の看板は多く見かけます。僕は居酒屋に一度行きましたけれども、まあまあ美味しかったです。刺身も久しぶりに食べました。豆腐サラダが特に良かったですね。和食は生の素材の味を生かした料理なんだなぁと実感しています。外食費は、レストランにも依りますが、妻と二人で1回当たり100豪ドル程度の予算です。
Source) Ryo
しかしながら、外食は、コストの問題もありますし、味付けが濃いめということもあって、結局、自炊に行き着くんですね。アメリカ・オーストラリアと1年3か月の海外生活を送って来て、僕の主食は米だなぁ、と改めて感じています。1日1回米を食べないと落ち着かないんですよ。例えば、温かいご飯と生卵と味噌汁。想像しただけで唾液が出ます。米に加え、うどん、そば、そうめんなどの麺類があればどこでも暮らしていけますね。

自炊するためには、アジア系の食材・調味料が必要になります。中華と韓国の食材・調味料も和食を補完します。ブリスベンで二軒のアジア系のお店を見つけたので紹介しておきます。
− Genki Mart <https://www.yelp.com.au/biz/genki-mart-alderley-3>
      日本人経営のお店のようです。店員さんが日本語で挨拶をしてくれました。日本の調味料を入手できます。小さなお店ですが、日本製のものが並んでいます。
− Yuen's Market <https://www.yelp.com.au/biz/yuens-market-trading-co-fortitude-valley>
      中国人経営のお店のようです。チャイナタウンの入口にあります。交通の便が良いですね。規模が大きく、冷凍の餃子などもあります。

なぜこの二軒がオススメかというと、在庫管理がしっかりしているからです。食材・調味料がきちんと陳列されていますし、店員が在庫をチェックしています。もう一軒アジア食材を扱う店に行ったのですが、賞味期限切れのそうめんが店頭に並んでいました。

インドネシア・ジャカルタで暮らす先輩が、海外生活で重要なのは食事だ、と話していたのを思い出します。アラフォーのせいもあってか、ピザとハンバーガーでは暮らしていけないんです。

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ブリスベンの気候
キャンベラの食事情
ブリスベンのクイーンズランド大学(UQ)
オーストラリアのチョコレート菓子「Tim Tam」
ブリスベンの韓国料理「The Journey」
ブリスベンの韓国料理「Korilla BBQ Restaurant」
ブリスベンの高級レストラン「Summit Restaurant & Bar」
ブリスベンの点心料理「Fat Dumpling」
Gong Cha

2017年6月27日火曜日

ブリスベンの気候

実は今、冬休みを利用して、妻の住むブリスベンに滞在しています。6月10日(土)に来たので、半月ほどここで暮らしていることになります。ブリスベンは暖かいし、空は青いし、都市の中央を流れる川が潤いをもたらしてくれているし、気候だけを考えても暮らしやすい都市ですね。

ブリスベンは温暖です。一年を通じて気温が10℃を下回ることはあまりないようです。真冬の今でも、昼間は汗ばむ陽気ですし、夜も少し暖房を入れる程度で寒さをしのげます。湿度もやや高めだと思います。僕は皮膚が弱いので、あまり乾燥していると、皮膚が荒れるんです。ブリスベンの気温・湿度は僕に合っているように思います。

ブリスベンの空は青くて広いです。都市の中央に少しばかり高層ビルがありますけれども、基本的に高層ビルや高層アパートがないんですね。朝、昼、夕の時間があるときに、空を見ているだけで気持ちがスッキリします。

ブリスベンリバーも、まるで京都の鴨川のように、都市に憩いを与えてくれます。川沿いにはレストランやバーがたくさんあります。週末には芝生の上でたくさんの人が寝そべっています。バーベキューをしている人もいます。生ライブのミュージシャンもいれば、大道芸人もいます。

ブリスベンの雰囲気を醸し出す写真を一枚アップしておきますね。
Source) Ryo
長く住むなら、この気候、この都市がいいなぁ、とボンヤリ考えています。

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ブリスベンのクイーンズランド大学(UQ)

2017年6月26日月曜日

フィリピン・セブのIELTSイントラクターGI

フィリピンのセブ島は、リゾート以外にも英語研修で有名です。特に日本資本と韓国資本の英語学校がたくさんあります。僕は2014年末から2015年始にかけて、日本資本の英語学校に行ってきました。その際、知り合ったフィリピン人講師の一人でIELTSイントラクターの資格を持つGIには、2年半が経つ今も、個人的にオンラインで教えてもらっています。
Source) Google Maps
日本で仕事を持っていたときは、彼女から平日夜に25分間のレッスンを受けていました。現在は週末に50分間連続(25min*2)のレッスンを受けています。僕が引越しや大学院の試験などで忙しいときはパスしますし、GIの方も2015年からの2年半の間に赤ちゃんを出産するときにはパスするなど、お互いにフレキシブルです。レッスンはスカイプで行われます。

レッスンの内容は、IELTSのスピーキングです。彼女はどこから仕入れているのかわかりませんが、問題を豊富に持っています。彼女が出す Part 1, Part 2, Part 3 の問題を25分間なり50分間なりひたすら答え続けます。今はIELTSを受験していないのですが、IELTSの問題にロジカルに答える訓練が普段の生活や大学院の授業に役立つと思って続けています。

気になる授業料は格安です。僕が交渉した訳ではなく、GIの方から提示した料金です。25回のレッスン料を West Union という国際送金システムを用いて前払いしています。彼女のビジネスは第三次産業、頭脳を用いたサービス業に当たるので、もっと授業料が高くてもいいとは思うのですが、わざわざ僕の方から引き上げることは提案していません。

GIとの個人契約開始のときは正直、大丈夫かなぁ? と不安でした。まだ日本に住んでいた頃、フィリピン国内のインターネット接続が悪くてレッスンを受けることができずにストレスを感じたこともありました。日本からアメリカ、オーストラリアへ転々としてきた今では、なぜ僕は日本にいたときにあんなにイライラしたのだろう? と不思議に思います。

フィリピン・セブのIELTSイントラクターGIとのレッスンはいつまで続くのでしょう? 楽しみです。同時に、彼女たちの生活環境を良くしてあげたいという気持ちも持っています。

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IELTS
IELTSスコアを留学水準のOverall6.5以上に上げる方法

2017年6月25日日曜日

IELTSスコアを留学水準のOverall6.5以上に上げる方法

IELTSは、オーストラリアで永住権を獲得するためにも必要なテストです。以前、「IELTS」でもお話ししましたが、僕のベストスコアは2016年5月のOverall7.0です。はっきり言って大したレベルではありません。今日はオーストラリアの有名大学やイギリスの二番手大学を受験できるOverall6.5を取るための方法を紹介したいと思います。(1)勉強時間、(2)教材、(3)学習順序、についてです。

(1)勉強時間
 IELTSのスコアを上げたいのであれば、まず勉強時間を確保しましょう。学生と違って、仕事を持っている人にはなかなか難しいことですが、これができなければ、何も始まりません。
 僕は2015年12月にOverall6.5(各科目6.0以上)のANU要求水準をクリアしたのですが、2015年10月から2016年3月の半年間は、会社を17:30pmに退社し、軽く夕飯を食べて、18:30-21:30pmの3時間は英語学校で勉強し、22:30pmに帰宅後30分のスピーキング用オンライン学習を継続していました。週末は英語学校の開いている11:00am-19:00pmの間は少なくとも勉強していました。
 日本では会社からいろんなリクエストがあると思います。残業、飲み会など。けれども、自分にとって優先順位が高いことは何かということを真剣に考えてみてくださいね。

(2)教材
 教材は自分がちょっと難しいなと思うレベルがいいと思います。簡単過ぎても、難し過ぎても、実力を伸ばすのに効率が悪いです。
 ちょっと難しいなと思うレベルが、IELTSの公式問題集や過去問に辿り着けば、もうOverall6.5は目前だと思って良いでしょう。
 IELTSの公式問題集や過去問を何度も繰り返し解きましょう。

(3)学習順序
 「読む」「聞く」はインプット、「書く」「話す」はアウトプットの技能です。まずはインプットの力を6.5-7.5を常に取れるレベルに上げましょう。
 「読む」と「聞く」では、まず先に「読む」力をつけましょう。読めないスピードの音を聞くことはできません。
 インプット系のスコアが安定してきたら、「書く」技能をつけましょう。IELTSの公式問題集と過去問に何度もトライしてみてください。変なオンライン教育などに手を出す必要はありません。問題が悪いのでお薦めできません。アカデミックライティングの経験のある日本人講師を見つけて、意見をもらって修正を重ねてみてください。
 「話す」技能は最後です。これも公式問題集と過去問の問題のトピックについては全て答えることができるよう、メモを作成するのが良いでしょう。決して暗記するのではありません。スピーキングの構造はライティングと同じです。結論、理由、具体例を言えれば十分です。


 僕のクラスメイトにはIELTSでOverall8.5取っている人もいます。出願可能スコアが大学院で学ぶための十分条件ではないことを認識して、ひたすら勉強を継続しましょう。階段状ではありますが、勉強時間に比例してスコアは伸びるはずです。

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フィリピン・セブのIELTSインストラクターGI

2017年6月24日土曜日

ANU Crawford School (経済系) 1セメ試験スケジュール

前回、1週間のタイムテーブルを「ANU Crawford School (経済系) 第1セメスター時間割」で紹介しましが、今日は、第1セメスターの試験スケジュールを紹介したいと思います。① 前半(Week1-6)、②ティーチングブレイク、③後半(Week7-12)、④ファイナルテスト、4つの期間に分けることができます。

① 前半 (Week1-6)
レクチャーの難易度は緩やかなテンポで上がって行きます。クイズ、テストはまだ少ないです。

                   経済数学  ミクロ(完全競争) ミクロ(不完全競争) 開発経済理論
Week1 
Week2 
Week3                                       Quiz 1
Week4                      Quiz 1
Week5   Quiz 1                   Quiz 2
Week6               Mid-term

② ティーチングブレイク (2 weeks)
名前のとおり、先生のためのブレイクで、学生は後半のクイズ、テスト、エッセイのために勉強し続けます。

③ 後半 (Week7-12)
レクチャーの難易度は急激に上がり、中間テストの結果が返ってきたり、毎週のようにクイズが出され、一番ストレスがかかる時期です。エッセイの〆切もあります。

                   経済数学  ミクロ(完全競争) ミクロ(不完全競争) 開発経済理論
Week7   Mid-term      
Week8                    Quiz 2
Week9                                       Quiz 3
Week10    Quiz 2
Week11                                     Quiz 4
Week12                     Quiz 3                     Essay Deadline

④ ファイナルテスト
食事と風呂トイレ以外の時間はひたすら勉強です。詳しくは「数年ぶりの徹夜」をご一読ください。

<点数の配分>
経済数学 : Quiz 1: 7.5%,  Mid-term: 25%, Quiz 2: 7.5%, Final: 60% (Quiz 1& Mid-term are redemptive).
ミクロ経済学(完全競争理論) : Quiz 1: 5%, Quiz 2: 5%, Mid-term: 30%, Quiz 3: 5%, Quiz 4: 5%, Final: 50%.
ミクロ経済学(不完全競争理論) : Quiz 1: 10-13.33%, Quiz 2: 10-13.33%, Quiz 3: 10-13.33%, Final: 70-60% (If the scores of Quiz 1-3 are better than that of Final, the share of Quizzes increases).
開発経済理論 : Essay: 50%, Final: 50%

なお、当然のことながら、クイズ、テスト、エッセイ提出は、通常のレクチャー、チュートリアル、コンサルテーションの合間を縫って実施されます。(「レクチャー、チュートリアル、コンサルテーションの違い」も参照ください。)

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ANU Crawford School (経済系) 第1セメスター時間割
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ANU Crawford School (経済系) 2セメ試験スケジュール
ANU Crawford School (経済系) 第2セメスター時間割

2017年6月23日金曜日

インドの友人PR

インドの経済系同期が5人いると「オーストラリア国立大学(ANU)の国際性」で紹介しましたが、そのうちの一人PRは、推定年齢20代半ばの女性のクラスメイトです。若いのに落ち着いているなぁ、というのが第一印象でした。PSP(プレセッショナルプログラム)のときに他のクラスメイトも含めてランチを一緒に食べたのがきっかけで親しくなりました。今日はPRの話をしたいと思います。

あるレクチャーの前に彼女がヨーグルトを食べていたので、「美味しそうだなあ」と言ったら、「一緒に食べよう」と彼女が持っているスプーンを僕に差し出します。僕はちょっと戸惑って、「日本ではスプーンを男女でシェアするのはちょっと embarrassing なんだ」と言いました。そしたら彼女は「次回からスプーンを二つ持ってくるよ」と答えてくれました。

しばらく経って、彼女がランチタイムに手作りピラフを食べようとしていたときのことです。僕はいつものバナナとリンゴを買い忘れてしまい、「ランチを忘れてきた」とぼやいていました。そうすると、PRは「ピラフを多めに作ってきたのでシェアしよう」と言ってくれます。そして、スプーンを二つ取り出すではありませんか!ピラフはとても美味しかったです。

そのうえ、彼女は数学が得意なんです。数学に手こずっていた僕は、PRに「教えてくれ」と正直にお願いしました。PRは快諾してくれました。キャンベラ郊外に住んでいるにも関わらず、週末にバスで大学図書館まで出てきてくれて、丁寧に教えてくれました。彼女自身にも勉強時間は必要だと思うのですが、忙しそうな雰囲気は全くありません。「ありがとう、感謝してるよ」というと、「友達じゃん」という返事。教えてもらったのは一度や二度ではありません。

優しくて頭のいいインドからの友人PR。PRは自分が忙しくても僕を含めて他のクラスメイトに丁寧に接しています。自分のことで精一杯、いつも忙しそうな先進国の人々を僕はたくさん見てきました。僕自身もその一人です。大事なことを気づかせてくれているという良い意味で、彼女からカルチャーショックを受けています。
Source) Google Maps

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パプアニューギニア(PNG)の友人たちの共通項
計量経済学の共同アサインメント

2017年6月22日木曜日

パプアニューギニア(PNG)の友人たちの共通項

前回、オーストラリア国立大学(ANU)の国際性で、パプアニューギニア(PNG)の経済系同期クラスメイトが4人いると紹介しました。政治系と環境系を合わせると、PNGからの同期はもっと多いです。ANUに来るまで仕事でもプライベートでもPNGとの接点は全くありませんでした。調べてみると、PNGはインドネシアに隣接していますけれども、オセアニアに属するんですね。今日は彼らの共通項を紹介したいと思います。

(1) まずは日光を浴びよう、自然を感じよう。
 レクチャー中に休憩時間があります。まだまだ英語に慣れない僕は1時間レクチャーを聞いていると脳の疲労を感じます。そんなとき、僕は外に出て日光を浴びリフレッシュするようにしています。ふと周りを見渡すと僕と同じようなクラスメイトがちらほら。よく観ると、PNGからの友人の多くがフラッと何をするでもなく辺りの景色を眺めています。近寄って話すと彼らも日光を浴びるとのこと。好きというより、当たり前、日常的なことだと話していました。

 また、あれはファイナルの直前でみんながストレスを感じていたときのこと。僕はチュートリアルの合間にやはり外に出て休憩しようとすると、PNGの友人RHがぶらぶら散歩しています。彼女の頭に白く丸いものがついているので、僕は彼女に何かついているよ、と取ってあげようと近付くとそれは小さな白い花びらでした。どうやら彼女は自分でその花びらを採って髪飾りにしていたようです。彼女は照れ笑いをしながら、「PNGでは疲れたときには自然と接するの。」と話してくれました。

(2) ゆっくり、じっくり、焦らない。
 セメスター前半の6週間が終わったところでティーチングブレイクがあるのですが、その際、PNGの友人ANは奥さんとまだ小さな子供に会いにPNGに一時帰省しました。その直後のことです。ANが学校に来なくなりました。中間テストを受けるため登校してきた彼に「どうしてたんだ?大丈夫か?」と尋ねると、「家を出ようとすると疲れを感じて学校に行く気がしないんだ。家で過ごしている。」と話してくれました。ちょっとした抑うつ状態かなぁと思っていたのですが、しばらくするとまた学校に来るようになりました。「心配してたぞ。」と言うと、彼は照れ笑いをしていました。

 また、ティーチングブレイクの初日だったでしょうか、15人くらいのクラスメイトと少し飲んだ後、ANとフィジーからの友人ILと3人でキャンベラのナイトパブにさらに飲みに行きました。ILが飲ませ上手で、たまたまパブのハッピーアワーと重なったのか、生ビール1パイント3.0豪ドルだということで、頼んでもいないのに、ガンガン生ビールを注文します。飲みながら踊ったこともあり、ANと僕はヘロヘロになりました。ANは翌日、早朝のフライトでPNGに戻る予定だったのですが、起きられなかったようです。彼はフライトを数日ずらすことになりました。僕は「ごめん。」と伝えましたが、彼は「予期せぬことは起きるものだ。僕たちは楽しい時間を過ごしたじゃないか。」と逆に慰めてくれました。

(3) オーストラリア大陸はもともと俺たちのもの。
 PNGの友人3人とアパートが近いので、大学院から帰宅するために一緒に歩いていたときのことです。PNGがオーストラリアの植民地だった話や、1975年に独立した話、一人当たりGDPが2000ドルくらいの話などを語り合っていました。どこからこの話になったのか忘れましたが、PNGの友人の一人が「オーストラリア大陸はもともと俺たちのものだ。」とつぶやきました。残りの二人も小さく頷いています。それまでの話の内容から、僕は彼らの気持ちを理解できたと思います。
Source) Google Maps
 彼らは自然を大事にし、常に穏やかで、歴史を長い時間軸で捉えていて、僕は彼らからアジア的なものを感じます。今の日本、韓国、中国の東アジアの国々の人々よりPNGの人々の方がアジア的かもしれませんね。

 まだまだブログにはアップできない内容の話もあるのですが、今日はこの辺にしたいと思います。PNGの友人たちとの関係を今後も大事にしてゆきたいと思います。

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インドの友人PR
計量経済学の共同アサインメント

2017年6月21日水曜日

開発経済学の最重要課題:「Institutions (制度・慣行)」

僕は日本の大学で経済学専攻ではなかったこともあり、日本の経済学界の動向を全く知りません。もしかしたら、日本とオーストラリアの学界では考え方が違うのかもしれませんが、今日は、ANUで学んだ開発経済学の最重要課題である Institutions について整理してみたいと思います。Institutions の正確な日本語訳を知りませんが、「制度・慣行」と訳するのが妥当だと考えています。

なぜ発展途上国において Institutions が重要かというと、これがしっかりしていないと、政治の腐敗と取引コスト高に繋がるんです。政治の腐敗という意味では、政府内の政治家・官僚には贈収賄の機会が多くあります。彼らが賄賂に手を染めると、政策の予測可能性が著しく低下します。政策がコロコロ変わったり、行政の現場で政策の効果が減殺されるかもしれないからです。その結果、少なくとも長期的には海外の投資家や多国籍企業はその国への投資を控えるようになります。

取引コストは、明示的には不動産業者や会計士、弁護士などの手数料、暗示的にはもう少し広い概念で、法治主義、私有財産の保護、有限責任、契約履行の確実性などです。前者は財・サービスの生産者・消費者の経済活動に要する実費用という意味において、後者は生産者・消費者の経済活動に要する時間コストという意味において、それぞれ明示的・暗示的です。これら取引コストが高くなると経済活動が停滞し、市場が機能しなくなることは容易に想像できると思います。

一言でいえば、Institutions には健全な競争市場の枠組みを調える機能があるということでしょう。しかし、興味深いことに、ミクロ・マクロ経済学の前提では、政治の腐敗はもちろん、取引コストもゼロとされています。つまり、発展途上国のミクロ・マクロ経済政策が意図する効果を生じない主な理由の一つはこの Institutions だということです。


日本で暮らしていると意識することが少ない Institutions のクオリティ。発展途上国では最重要課題なんだなぁ、ベターな経済政策を実行しようとしても前提段階で躓くんだなぁ、第1セメスターの開発経済学理論を通じて腑に落ちた内容のひとつです。

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