2017年12月31日日曜日

ブログのモチベーション

今日は2017年12月31日です。真夏のオーストラリアではあまり年末という感じがしません。突然ではありますが、今日をもって、ひとまず、僕のブログを終わりにしようと思います。ブログを読んでくださった方、コメントくださった方、ありがとうございました。

そもそもブログを始めたのは、ANU大学院で一人きりの日本人の僕と比べて、中国人クラスメイト達の圧倒的に豊富な情報量を感じたからでした。ANUは豪州一の大学ですから、ANUを目指しANUで学ぶ日本人の役に少しでも立てばと思いました。日本人留学生には日本語情報が少な過ぎます。

一年間、ANUのあるキャンベラと、家族のいるブリスベンの情報を中心として、自分が留学を通じて感じることも織り交ぜながら発信してきました。これは僕自身にとっても考えを整理するうえで、非常に役に立ちました。同時に、豪州への留学検討中、留学中の方の参考になれば何よりです。

これから僕は大学院修了後の職探しを真剣に行います。民間ビジネス企画力と国全体の経済リサーチ力を活かし、途上国の貧困問題に取り組む予定です。ANUで勉強しつつ、英語力を上げつつ、世界中の情報に網を張らなければなりません。残念ながらブログを書いている時間はあまりなさそうです。

お伝えしたい内容もだいたいこんなものだろうと思います。まだ一年勉強していますので、追加したい情報があればアップします。豪州留学への疑問等お持ちになられた際には、コメント欄にお気軽にご記入ください。できる限り早くご返事します。皆さんのご活躍を祈念しつつ締めさせて頂きます。

ありがとうございました。


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2017年12月23日土曜日

ブリスベンの高級レストラン「Summit Restaurant & Bar」

先日は結婚記念日だったので、ブリスベンの高級レストラン「Summit Restaurant & Bar」を妻と二人で訪れました。このレストランは、山頂にあって眺めが良く、料理も美味しく、サービスも温かくて本当に良かったです。

名前のとおり、このレストランは山頂にあります。Mt. Coot-thaという山で、ブリスベンリバーもCityも眺めることができます。午後6時前にお店に入り、9時過ぎまで食事をしていたので、夕陽が落ちて街の光が点いてゆく景色の変化も愉しむことができました。


Summit Restaurant & Bar
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レストランの料理はフレンチで、魚も肉も野菜もすべて美味しかったですよ。料理に合わせてワインも出してくれました。普段はほとんどアルコール類を飲まない二人ですが、この日は二人とも料理とお酒の両方を堪能しました。


スタッフは少数精鋭で切り盛りしていて、サービスは丁寧でした。特に店長と思われる方が、お客さん一人ひとりに気を配っているのがよくわかりました。僕たちも料理やお酒などについて、その方との会話を愉しみました。

3時間半くらい滞在したと思うのですが、焦らされることもなく、最後に紅茶とコーヒーもゆっくりいただきました。帰り際に店長がさりげなく記念品を渡してくれて、ああ、また来たいなぁ、と思うレストランでした。皆さんも是非訪れてみてください。

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2017年12月21日木曜日

米・豪の宗教観の違い

米国と豪州の宗教観の違いについて、誤解を恐れず、綴ってみたいと思います。昨日の「豪州のクリスマス」とも関連しますが、クリスマスという行事とくしゃみという日常を通じて、アメリカとオーストラリアの人々から僕が感じていることです。

クリスマスは多くのアメリカ人にとっては特別なイベントです。冬休みになって家族と過ごしますし、街もクリスマスムードになります。ターキーも食べます。アメリカでは、キリスト教(プロテスタント)がメジャーな宗教なんだなぁと強く感じます。

一方、豪州ではクリスマスが特別なイベントという感じがしないんです。確かに長い休みなんですけど、豪州には、キリスト教徒もいればヒンズー教徒もイスラム教徒もいます。必ずしもキリスト教が支配的ではないということを多くの人が認識している気がします。

もう一つ、人々がくしゃみをした際の周りの反応が米国と豪州では違います。アメリカでは「ブレス・ユー」と言います。僕がコミュニティカレッジで授業を受けていたとき、くしゃみをすると多くのクラスメイトが「ブレス・ユー」と囁いてくれました。

他方、豪州ではくしゃみをした人の周りが「ブレス・ユー」ということは極めて稀です。むしろ、くしゃみをした本人が「ソーリー」とか「イクスキューズ・ミー」などと言います。くしゃみはあくまで生理現象の一つであるという理解が普通だと思います。

アメリカではキリスト教という宗教が、いまだに日常生活の中に深く根付いていると思うのです。これに対し、オーストラリアでは世界にはいろんな宗教があるということを人々が理解して、公の場でキリスト教を強調することが少ないように思います。


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2017年12月20日水曜日

豪州のクリスマス

今日は12月20日ですね。クリスマスの直前ですけれども、オーストラリアにいると、そんな感じが全然しません。季節、街の装飾、お店メニューなどのせいでしょうか。

当たり前のことですが、オーストラリアのクリスマスは夏です。「サンタクロースがトナカイのそりに乗って雪降る中をやってくる」というイメージからとても遠いです。これが豪州でクリスマスをあまり感じない要因の一つでしょう。

街の装飾もクリスマス仕様にはなっていません。稀にお店の中を白いクリスマスセットで飾っているのを見かけますが、むしろ違和感を覚えます。特別な装飾を街で見かけないのが、豪州でクリスマスを感じないもう一つの理由でしょう。

多くのレストランやカフェでもクリスマスメニューというものがありません。よくよく見ると、たまに、レストランでクリスマスメニューを見かけますが、本当に稀なケースです。飲食店でもクリスマスを強調することは少ないんですね。

豪州のクリスマスは、夏であり、装飾も少なく、特別なメニューもほとんどないことから、その印象があまり強くありません。少なくとも外見的には、日本・アメリカよりも、クリスマスに対する人々の意識は希薄な感じがします。


サマークリスマス
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2017年12月19日火曜日

FUJIのロードバイク

ついにゲットしました。FUJIのロードバイク。この自転車に乗って、あと1年間、Crawford Schoolと闘い、生き抜きたいと思います。

ANU構内に「Cycle Canberra」<https://pop-up.anu.edu.au/contact/cycle-canberra>という自転車屋さんがあり、昨日訪れました。5台の試乗をさせてもらい、写真のバイクに決めました。

FUJIロードバイク
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早速バイクで帰宅したら、道に迷うわ、アップダウンはあるわで、片道20分の予定が1時間かかってしまいました。Tシャツがビショ濡れになるまで汗をかき、いい運動になりました。

気になるコストは、バイク本体が799豪ドル(セール品)で、ヘルメット、ロック、雨除け、空気入れを追加して計970ドルとなりました。決して安くはない買い物です。

アメリカでの経験から、中古の自動車を買うより、新品の自転車を買う方が、コスト的にも、精神的にも、満足感があることがわかっています。相棒と仲良く付き合いたいと思います。

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2017年12月18日月曜日

キャンベラの韓国スーパー「Emart」

今年の9月か10月頃に「Emart」という韓国系スーパーマーケットが旧アパートの近くに出店しました。自炊をしていなかったため行くことはなかったのですが、引越しに伴い日本製の食料品を購入することにしました。韓国の製品が9割を占めますが、日本のものも1割くらいあります。

Emartの商品は整理が行き届いており、賞味期限も大丈夫そうです。これからも買出しに行くとは思いますが、とりあえず購入したものは以下のとおりです。


Emartでの購入品(12/16)
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・うどん乾麺8食入り:$8.60
・サッポロ一番しょうゆ味5袋:$8.50
・そうめん3食入り:$2.60
・即席味噌汁8食入り:$4.40
・煎茶ティーバッグ20袋入り:$4.40
・減塩しょうゆ250ml:$5.80
・濃縮つゆ360ml:$5.60
・ゆずぽん200ml:$5.30
・うどんスープ:$5.50
・しょうがチューブ入り:$3.30

計54.0豪ドル、5,000円弱です。日本で買う2倍以上の価格だと推測します。それでも、自炊した方が、外食するより格段に安くて格段に美味しいものを頂けます。あとは炊飯器と白米を入手して日本人である僕の主食のコメを食べることができれば、アイカントコムプレイン(I can't complain)。

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2017年12月17日日曜日

引越し完了

12月14日に新しいアパートの鍵渡しを受け、本日、引越しを完了しました。

元のアパートと新居との間を1日1往復。往路はUber、復路はバス。ひとりです。2学期間の授業資料が増えましたが、もともと米国から豪州にはスーツケース2つで来ました(小さな段ボール箱3つ別送)。手伝ってくれるという友人もいましたが、手伝ってもらうほどの量ではないと思いました。

引越し後、時間があったのでバスでCivicに買出し。買い物自体は問題なかったのですが、帰りのバスが見当たりません。週末はどうやら、Civic行きのバスはあるけれども、Civicから新居近くまでのバスはないようです。仕方なくUberを呼びました。7分間、6kmの距離を走り、14ドル。不便です。

Civicから帰って来て、まだ時間があったので近隣を散歩。一番近いショッピングモールのカフェは日曜日は3時まででした。トルコ料理屋さんが開いていましたが、肉を食べる気になれず、もう一つのショッピングモールへ移動しました。こちらのカフェは日曜休業でした。とほほ。郊外なのに。

郊外のサービス業も多くは日曜休みのようですし、キャンベラの多くの人が車を持っているのでしょう。これから週末は、近くの国立図書館に通おうと思います。カフェはあるし、勉強もできるし。明日は、昨日までのアパートの鍵を返したのち、機動力を上げるべく、自転車を買う予定です。


新居近隣の風景
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2017年12月16日土曜日

中国という国

今日は中国という国について、誤解を恐れず、一刀両断に解釈してみようと思う。中国・北京には2012年12月、2014年9月、2015年7月にそれぞれ1週間ずつ滞在した。2016年7月には重慶を2週間訪れた。一言でいえば、中国は「本来」西洋と東洋の文化を融合できる国である。

2012年に北京の故宮を訪れた。正面の帝座はまるで古代ローマのような立派な石造り。ところが、皇帝が私生活を送る奥の間に進むと、木造の色合いが濃くなり、京都・奈良を彷彿とさせる。これは、古代ローマと古代京都・奈良の良いところを見事に組み合わせた、まさに「中華」だと感じた。


北京・故宮
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ローマには2008年か2009年に訪れたことがあるが、ローマ市内の史跡のあちらこちらに横たわる巨大な石を見て、僕はガッカリした。石が風化するとまるで風情がない。石から古代の空気を感じないのである。ただ、コロッセウムを見て、石造りは力強さの象徴なのかもしれないと思った。

京都・奈良には長年住んでいたこともあり、寺社の木々が僕にはしっくりくる。木造建築には木の呼吸を感じる。京都・奈良の寺社は関東のものとも違う。関東は日光東照宮にせよ浅草寺にせよカラフル。歴史が浅いからかもしれない。木造建築の周りに生木がバランスよく植えてあるのも心地よい。

北京の故宮にはローマ帝国の男性美と平安・平城朝の女性美の見事なハーモニーを感じる。この目で中国を見直すと、本来、西洋・東洋文化の調和を図ることのできる国だと思う。が、文化大革命以降の倫理観の希薄な中国人に出会うと残念でならない。倫理観の回復には何世代かかるのだろう?

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シンガポールという国

2017年12月15日金曜日

アメリカという国

昨日のシンガポールに引き続き、今日はアメリカ合衆国について、誤解を恐れず、一刀両断に解釈してみたい。アメリカには2016年4月から2017年1月までの9か月間住んでいた。まさにトランプ台頭の時期と重なる。一言でいえば、アメリカとは先進国と発展途上国の両方の要素を併せ持つ国である。

僕の住んでいたノースカロライナ州ダラムという町を取り上げてみよう。デューク大学周辺には数分刻みに生徒を運ぶ大学専用のバス網がある。バスがいつ来るか携帯電話でわかる。一方、ダラムの公営バスはいつ来るかまるでわからない。デューク大学とダラムという自治体が全く連携していない。

バージニア州シャーロッツビルに電車で行った際、2時間の予定が10時間かかった。遅延の原因はエンジントラブルだ。車掌が平謝りを繰り返すのみ。迎えに来てくれた友人と、なぜトラブル時のバックアップ体制がないのだろう?と疑問を分かち合った。電車の遅れなどニュースにもならない。

ダラムに話を戻そう。アパートからスーパーマーケットまで数百メートルを歩くのが怖い。歩道はあるが、車は歩行者を轢き殺しそうな勢いで平気で走っている。車の中からEuropean Americanが罵声を浴びせることがある。数人のAfrican Americanがいつも物乞いをしている。歩くのに気を抜けない。

デューク大とダラム自治体の境界線のような公道でアジア系の女子学生が性犯罪に巻き込まれた。林道ではあるが、舗装された通学路上である。テレビ局が来て事件現場でリポーターが事件を報告している。大学の偉い人が何かの声明を発表している。が、具体的な再発防止策は聞こえなかった。

NASA、MIT、ハーバードなど先進的なアメリカがメディアでよく取り上げられるが、ローカルなアメリカは発展途上国と大差がない。銃社会という意味では途上国よりタチが悪い。銃事件が起きると銃の売上げが伸びる。アメリカでは自分の身は自分で守るしかない。政府なんて信用できるものか。


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2017年12月14日木曜日

シンガポールという国

シンガポールという国について、誤解を恐れず、一刀両断に解釈してみようと思う。シンガポールには過去3回訪れたことがあり、日本人の友人が住んでいて、キャンベラでもシンガポール人と知り合う機会があった。一言でいえば、シンガポールは金儲けばかり考えている国だ。

2012年末にシンガポールを訪れた際、唯一発展途上のエネルギーを感じた場所がリトルインディアであった。しかし、2014年の初夏に訪れた際には、小さな暴動事件があったとのことで、路上での飲酒が禁じられ、気の抜けたソーダのような街になっていた。国の管理が非常に厳しい。

長年シンガポールで暮らす友人曰く、子供達の挨拶は「どんな車に乗っているの?」だそうだ。シンガポールで車を所有することは非常にお金がかかる。友人家族が暮らす地域が中心部から外れていることも重なり、車を持たない友人の息子はイジメられたこともあるという。

ANUで法学を学ぶシンガポール人BEと知り合った。卒業後はオーストラリアで働くのか?シンガポールで働くのか?と聞いたら、当然シンガポールだという。なぜだ?と聞くと、シンガポールの給料が格段に高く、弁護士の見習いの給料が$13,000/月だという。判断基準が金である。

国全体で金儲けを考え、スポーツや芸術など他の価値観が極めて希薄な国がシンガポールだ。国の統制が厳しいせいであろう、友人は「明るい北朝鮮」と呼ぶ。発展途上国は発展の先にどのような国をモデルとすべきか?シンガポールも小国モデルの一つかもしれないが、これは難しい問題である。


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2017年12月13日水曜日

Kindle(キンドル)

海外留学生活で欠かせないものの一つとしてKindleがあると思います。ご存知のとおり、電子書籍です。日本語の娯楽本を読むことは気分転換になりますし、日本語で専攻分野を勉強することも効果的だと思いますし、英語の教科書を安く入手できることもあります。

Kindleで日本語の本を読むことは僕にはとても良い気分転換になります。今は夏休み前半なので、中村天風や岡本太郎などの日本語の自己啓発本をKindleで読んでいます。第3セメスターはANIPを含めてかなりハードになりそうなので、脳のリフレッシュに努めています。

Kindleは娯楽だけでなく、大学院の専攻を母国語で学ぶのにも役立ちます。第1・2セメスターは、経済学用の数学・統計学を学ぶために、日本語の経済学の本をKindleで購入し読み漁りました。今は第3セメスターに向けて、環境経済学などの日本語の本を購入しています。

Kindleで日本語だけでなく英語の教科書が手に入ることもあります。日本とオーストラリアのAmazonを両方チェックします。Kindle版の教科書をセメスター開始前に予習しておきたいです。いざセメスターが始まるとじっくり教科書を読んでる時間はないですからね。

日本からKindleを持ち込むもよし、留学先で購入するのもよいでしょう。英語の教科書のなかには中国語への翻訳本が出ているものがあるんです。日本語への翻訳本はないのに。日本人留学生としては日本語の電子書籍や翻訳本が増えると海外で勉強しやすいなぁと思います。


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2017年12月12日火曜日

タクシーとUber(ウーバ)

クラスメイトの間でも、タクシーとウーバのどちらを使うか、意見が別れるところです。タクシーを呼んだらすぐ来るよ、という人もいますが、僕は、安全性・低料金・効率性の3点からウーバを利用しています。

僕は米国にいたせいか、タクシードライバーがバスターミナルで群れてタバコを吸っているイメージが強いんです。一方、ウーバのドライバーは皆一人で商売をしていますし、個人情報もアップロードしていますから、僕にはウーバの方が安全に思えるのです。

それから、ウーバの方が同じ距離を走るにも低料金だと思います。キャンベラで空港とCivicの間は、タクシーで30ドル強、ウーバで20数ドルでした。約7〜8ドル節約できます。初めてキャンベラに降り立ったときはタクシーを使いましたが、その後はウーバです。

最後に、ノースカロライナでもキャンベラでも、タクシードライバーは自分の頭の中の地図か、実際の地図を見て目的地を探します。時間的にもルート的にも非効率です。ウーバの運転手はグーグルマップを用いて目的地に辿り着きますから効率的です。

ウーバの安全性・低料金・効率性の3点はタクシーに優っていると思います。ウーバのアプリを携帯電話にダウンロードしておくことで、オーストラリア国内のどこでもウーバを利用できる点も便利です。僕はブリスベンでもよく使っています。


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2017年12月11日月曜日

キャンベラの気候

キャンベラはオーストラリアの東南部に位置します。キャンベラは南緯35度と、日本で言えば、京都市くらいの緯度です。しかし、東南アジアからの友人が、キャンベラには9か月の冬と3か月の夏の2つの季節しかないと話していました。言い得て妙だと思います。

夏もドライなので、太陽が陰ると涼しいくらいです。これは湿度がかなり低い所以だと思います。1〜3月が北半球の7〜9月に当たり、一番暑い時期だと思いますが、ショッピングなど普通に歩いているときに、汗だくになることはないです。

ただ、日差しはきついので、目が日焼けしないようにサングラスを持った方がいいのかなぁ?とは思います。また、僕は片道15分の大学院への徒歩通学だけで、顔にそばかすができました。紫外線は日本より強いのかもしれません。


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冬は寒いですけれども、湿度が低いせいでしょうか、体の芯に響くような寒さはありません。雪もほとんど降りません。東南アジアや太平洋諸島からの友人は寒くて活動力がめっきり落ちるようですが、中国北部からの友人や僕は平気です。

僕は薄いダウンとジーンズ、スニーカーで冬を乗り切りました。日本からキャンベラに来る場合には特別に準備すべきものはないと思います。暑い国からの友人はマフラーに帽子にと完全防備していますけれども、僕には滑稽にすら思えました。

あとキャンベラにはサマータイムがあります。4月初旬に1時間遅れ、10月初旬に1時間早くなります。キャンベラの夏は日中が本当に長いです。この夏休み、アパート探しなどでキャンベラにいるのですが、心地よいです。一時帰国しているクラスメイトが多いですけれど。

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2017年12月10日日曜日

群れるな

クイーンズランド大学の構内にいると、若い日本人の学生同士が日本語で会話しているのを耳にします。ANUでも、中国人の学生同士が中国語で会話しているのを聞きます。彼らを見ていると、何のために外国の大学・大学院に来たの?と疑問に思います。

自分の国籍のグループに加わる際、何か中長期的な目的があるのであればよいでしょう。ビジネス上の利害関係や、大学院の博士課程に進学するための情報収集など。そうでなければ、同じ国籍の人と長く時間を過ごすのは無意味だと思います。

同じ国籍の人とばかり付き合っていると、他の国籍の人から声がかからなくなります。当然、他の国籍の友人はできなくなります。外国の大学・大学院に行ったのに、英語はいまいちできない、外国の友人はいないなど、海外に出た意味がなくなります。

ANUの中国人のなかには、中国人との接触をあえて避け、外国人と付き合うように心掛けている人がいます。ああ、よく考えているなぁ、と思います。彼は多国籍メンバーで大学院の自治会幹事にも立候補していました。

自国籍の人と付き合う人は、ちょっと英語ができて自国の良い企業に入ることが留学の目的なのかなぁ?外国人の友人ができないとしても、留学先の街を一人で歩いて日本との違いを実感する方が僕にはよっぽど価値があります。

留学中の方、これから留学を検討中の方に申し上げたい。群れるな。


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2017年12月9日土曜日

キャンベラのナイトライフ

キャンベラにもナイトライフを楽しむところはあります。ただ、お酒を飲むところはEuropean Australianが多いので、トラブルを避けるためには、オーストラリア人の友人と一緒に行くことをオススメします。以下、Civicにある何店舗かをご紹介しましょう。

Mooseheads Pub & Nightclub
キャンベラの20代の若者なら誰でも知っているパブ&クラブではないかと思います。1階に飲むところがあり、2階に踊るところがあります。僕はパブの方で、オーストラリア人と喧嘩しそうになったことがあります。ANUの学生であれば行く機会があるかもしれませんが、気をつけてください。

② King O'Malley's
かなり安全なアイリッシュパブです。広いですが、踊るところはありません。僕が飲み会の幹事になった際、奥の部屋を予約して使いました。夜にインドからの20代の女性クラスメイト2人と3人で行ったこともありますが、絡んでくる輩などいませんでした。男性なら一人で入っても大丈夫でしょう。

88mph
地下にあって入りづらいバーですが、まあまあ安全だと思います。音楽の音がかなり大きいのですが、流れている音楽は80年代のものが多く、客層も30〜40代とちょっと高めのような気がします。僕はピザを買ってお釣りをもらい忘れたのですが、店員さんがきちんと席まで持ってきてくれました。

Bar Rochford
ワインバーです。値段は高めですが、良いお店です。お客さんは、男性はYシャツ、女性はワンピースを着ているイメージです。地元の人が多いと思いますが、品の良いお客さんが多いと思います。音楽も控えめです。少しお洒落をして訪れてみてください。キャンベラで一番オススメのバーです。


Source) http://www.barrochford.com/

郊外にもバーなどがあると思います。ただ、郊外のバーは、より地元性が高いと思いますので、くれぐれも地元の人とトラブルを起こさないよう留意してください。オーストラリアの人たちは基本的にリベラルですが、首都キャンベラでも、自分の国へ帰れ、と中国人学生が殴打された事件なども起こっています。

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2017年12月8日金曜日

先進国の貧困問題

貧困問題は、途上国の問題だけではありません。先進国の問題でもあります。米国にも、豪州にも、貧困問題はあります。

米国ノースカロライナでは、道を歩いていると、African AmericanにもEuropean Americanにもお金をくださいとしばしば頼まれました。豪州キャンベラでお金をくださいと頼んでくる人はEuropean Australianです。

僕は基本的にお金を渡すことを断ります。「I am a student. Sorry.」と誠意を持って伝えれば、彼らは納得して去っていきます。妻は「I do not have cash now.」と逃げると言っていました。僕は、彼らは飢死しないと思うから渡しません。でも、ときどき、切迫感のある人に出合うこともあります。

どうしたらいいんでしょうね、先進国の貧困問題は?途上国の貧困問題より解決・緩和が難しいと思うんですよ。

途上国では国全体の社会・経済問題として捉えることができると思うのですが、先進国ではコミュニティや家族の問題の要素が大きく、より複雑になると思います。もちろん、途上国も経済発展が進めば、先進国と同様の問題を抱えることになるでしょう。

国レベルの貧困問題から、家族レベルの貧困問題へ。

今、大学院で勉強しているのは国レベルの貧困問題へのアプローチです。究極的には、家族レベルの貧困問題に取り組む必要性を感じます。個別のアプローチが重要かもしれません。お金だけの問題ではないかもしれません。行政がコミットできる問題ではないかもしれません。

国が経済成長の軌道に乗った。失業率が下がった。万歳。よかった、よかった。では終わらないと思うのです。貧困問題の根は深いのです。途上国であれ、先進国であれ、机上で勉強しているだけでなく、現場に行かなくてはならないと強く感じるこの頃です。

2017年12月7日木曜日

ANU Crawford Schoolの博士課程

おそらく僕は博士課程には進まないと思いますが、真面目に考えてみました。その際、ANU Crawford Schoolの博士課程進学に関する情報を集めましたので、書き留めておきたいと思います。

博士課程進学の条件は大きく4つあります。

まず、修士課程の成績がH2A以上であること。Crawford Schoolの場合、成績の平均がDistinction(70点)以上であることが必須条件となります。もっとも、出願要件に合うというだけで、より良い成績を残す方がベターだとは思います。

それから、指導教官をCrawford Schoolでみつけること。指導教官の候補者の研究分野を調べ、自分の関心領域と重なっている人を探す必要があります。まずは教授クラスに打診する方が良いと思います。教授が諸事情で受け入れられなくても他の指導教官を探してくれる可能性があるからです。

一番重要なのは、リサーチプロポーザルを作ること。A4ペーパー2〜3枚で良いようですが、これを指導教官に見てもらって了解をもらう必要があります。要するに、指導教官を探す際には少なくともアウトラインを提示する必要があるということになります。

最後に、推薦状が3通要ります。このうち、2通はアカデミックである必要があります。

スケジュール的には、毎年8月末が奨学金申請の〆切となります。この日程から逆算すると、6月中に出願を済ませるべきだそうです。教授陣が年末年始の休みから大学院に戻ってくる2月始めには打診を始めたいところです。となると、リサーチプロポーザルは前年11〜12月あたりから考えることになります。

奨学金を考慮に入れない場合は、一年中いつ出願しても良いとのことです。また、仕事経験、特にリサーチの経験が評価されるようです。しかし、実質的には、英米の修士課程を除くと、豪州グループオブエイトの修士課程修了者に限られる感じがします。

奨学金申請を条件に博士課程に進もうとすると、僕の場合、もうリサーチプロポーザルを作成開始しなければなりません。でも、修士課程1年目はリサーチエッセイの経験をさせてもらえません。2年目です。もちろん推薦状を書いてくれる人もいません。つまり、僕が2019年1月から博士課程に進むのは事実上困難で、2020年1月を目指す方が現実的です。

滞在ビザに関しては、修士課程と博士課程の間の空白の1年間はsubclass 485のビザで繋ぐしかないでしょう。なお、ACTで博士課程を修了するとかなり高い確率で永住権をもらえるようですが、これは確実な情報ではありません。ご関心のある方はご自身で調べてみてください。

ANU Crawford School 博士課程進学に関するウェブサイト
<https://crawford.anu.edu.au/study/graduate-degrees/phd-programs/economics>

2017年12月6日水曜日

キャンベラの住宅事情

キャンベラは人口が少ないため、新しい住宅がなかなか増えません。そのため、ANUの学生は既存の住宅を奪い合うことになります。今日は、キャンベラの住宅事情を紹介したいと思います。

まず、初めてキャンベラで暮らす学生には、UniLodgeのアパートをオススメします。UniLodgeはANUの学生寮を経営しているため、不動産エージェンシーとして信頼できますし、何より、UniLodgeのアパートはどれもANUに非常に近いのです。僕もUniLodgeのアパートに住んでいます。


UniLodgeとの契約は基本的に1年間だと思います。大学・大学院への入学通知を受け取ったら、すぐにメールで打診することを強くお薦めします。廉価で綺麗な物件は、すぐに契約が成立します。2月入学であれば、12月中旬には良い物件はもうないと考えてください。



キャンベラ中心部
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1年目をクリアしてキャンベラに慣れてきたら、キャンベラ中心部の南北の町に住むのも良いでしょう。北部であれば、Turner、Braddon、Reid、Campbell。南部であれば、Barton、Griffith、Kingstonが良いでしょう。

ANUから4〜5km圏内ですので、自転車があれば、大学・大学院まで十分に通えます。雨が降ってもバスがありますし、大雨ならUberを使えば良いと思います。自転車屋さんはANU構内にもあります。


僕のオススメは北部より南部です。北部は若いビジネスマンが多く住んでいます。レストランやバーは多いですが、落ち着きがあまりありません。南部は逆にファミリーが多いように思います。落ち着いています。僕はもうすぐ南部に引っ越します。


このマップ以外のキャンベラ郊外はあまりオススメできません。家賃は安くなるのですが、大学・大学院から遠くなります。郊外に住むクラスメイトを見ていると、どうしても大学・大学院に出てくるのが億劫になるようです。車を持つなら話は別ですが。


キャンベラのアパートの家賃は、ブリスベンと比べると、20〜30%以上高いと考えておいて間違いないでしょう。妻はキャンベラでは考えられない低価格でブリスベンの良いアパートに住んでいます。


最後になりましたが、南半球ですので、北向きの窓の陽当たりが良いです。繰り返しになりますが、ANUの勉強はとても忙しいため、大学・大学院の近くに住むことをお薦めします。


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2017年12月5日火曜日

国籍というもの

国際社会では、国籍というものが人を判断する際の一番大きな先入観になっていると思います。もちろん、他にも、人種や宗教、性別という先入観もあると思います。けれども、近代国民国家という制度が生まれてたかだか150年のうちに、人間はアイデンティティを「国」というものに自然と求めるようになってしまいました。

大学院では、同じ国籍のクラスメイト同士がやはり信頼し合っています。もちろん、言語という壁を感じる必要がないので気が楽だということもあるでしょう。でも、同じ国籍同士の信頼関係はそれ以上の親近感を抱くもののようです。実際、僕自身も、第2セメスターから日本人の後輩が来たのですが、彼には親近感を覚えます。

この夏休みに、オーストラリア国内の複数のコンサルティングファームやシンクタンクにインターンシップを打診しましたが、門前払いか返事がないかです。オーストラリア政府からの受注があるので、その際、オーストラリア国籍を持っていないとプロジェクトメンバーに選ぶことができないようです。日本のシンクタンクでも同じ状況はありました。

僕はこの国籍というバイアスに違和感を感じます。各国の憲法が国民の移動の自由を掲げているのに、人間が国から国へと移動する際にはイミグレや滞在ビザなどの検査を受ける必要があるのです。僕は、僕が世界中のどこへ行こうが、僕の勝手だろう、と思うわけです。国籍が違うから仕方ないと考えるのは、近代国民国家制度をただ自明の如く受け入れて思考停止しているだけだと思うのです。

キャンベラでオーストラリア国籍を持たない僕を受け入れてくれたアパートのオーナー、Australian National Internship Programへの参加を認めてくれたANUなど、例外はあるのですが、国際社会で人間関係を構築する際、国籍は依然として大きな障壁です。これを無意識のうちに受け入れるのか、それとも、国籍もひとつの偏見になり得ると意識しておくかは、国際人として活動するうえで重要なことではないかと思います。

人を国籍で判断することは一種の差別だとも考えられませんか?


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2017年12月4日月曜日

ANU Crawford School 第2セメスターの成績

ANU Crawford School での第2セメスターの成績が確定しました。僕の成績はHD(High Distinction)x3とD(Distinction)x1です。第1・2セメスター累計では、ANU基準でGPA6.625、US基準でGPA3.75となりました。

前回、ANU Crawford School 第1セメスターの成績で詳しく説明したとおり、50点未満が不合格、50点以上が合格で、50-59: Pass, 60-69: Credit, 70-79: Distinction, 80-100: High Distinctionなので、第2セメスターの成績は悪くないです。

まず、タイムマネジメントをうまくできました。中間試験、期末試験ともに、自分で立てた予定どおりの勉強スケジュールをこなすことができました。特に期末試験の準備期間は1日1科目に専念することで集中力を発揮できたと思います。

また、Dが1つありますが、この科目はコンセプト理解以外は捨てました。カバレッジが非常に広かったので、これに専念すると他の科目に悪影響があると思いました。好きな科目ではあったのですが、残り3科目のHDを確保することにしました。

何より、普段わからない点を残さない方針が良かったと思います。とことん講師に尋ねて、理解不十分な点を翌週に繰越しませんでした。これが高効率に繋がったと思います。既に理解しているので試験前に立ち止まることがありませんでした。

まだ英語に自信があるわけではなく、その状況でこの結果を得たのは上出来だと思います。第3・4セメスターは、第1・2セメスターと異なり、試験よりもリサーチエッセイを書く機会が増えそうです。新たな気持ちで頑張りたいと思います。

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2017年12月3日日曜日

競争市場メカニズムの外

競争市場メカニズムは行き詰まりつつあると強く思うのです。日本を離れる際に思ったのは、行き過ぎた効率性重視によって社会全体が疲弊している、ということでした。オーストラリアも似たようなものです。日本の後を追っかけています。ただ、人間性は辛うじて残っていますし、競争市場メカニズムから離れようとする個人の動きもあるのです。

オーストラリアでは、レストランでも、スーパーマーケットでも、コンビニでも、店員さんとお客さんが目を合わせますし、笑顔を交わすことも少なくありません。確かに、国籍だとか、人種だとか、色々違いはあるけれども、基本的には同じ人間同士なんだという感覚を持つことができます。

他方、日本の店員さんを思い出すとき、疲れ切った人間の印象、または、まるでロボットを相手にしているような印象が残っています。お客さんの目を見ることもなく、俯いたままボソボソと決まり文句を吐き捨てるように呟く。もしくは、どんなお客さんに対しても同じ作り笑顔と同じ角度のお辞儀を行う。

実は今、キャンベラの中で引越し先が決まったところです。先日、ある個人オーナーから電話があった際、普通の不動産屋さんとはちょっと雰囲気が違うので、僕は自分の事情を詳しく説明しました。そのオーナーが紹介してくれたアパート、というより建築物を見たとき、僕は感動しました。古いのですが、歴史があり、緑いっぱいの周りの環境と調和していて、本当に美しいのです。涙が出そうになりました。

そのオーナーと部屋の中や外でしばらく話をしました。オーナーが最後に、「この物件を市場に出したくないんですよ」とボソッとこぼしました。僕は「気持ちがわかります」と相槌を打ちました。その物件の住所も写真もウェブ上に載せてないのです。部屋も1〜2人にしか見せていないと思います。価格は相場より明らかに低いです。相対取引です。そのオーナーは競争市場メカニズムの外で活動しているのです。

その会話以降、競争市場メカニズムの限界とその外での活動について考え始めました。これからしばらく考え続けます。新居の写真を掲載できませんが、キャンベラに対する気持ちが180度変わるくらいのインパクトがある建築物です。何より、オーストラリア国民でもない僕を受け入れてくれたオーナーに感謝の気持ちでいっぱいです。

2017年12月2日土曜日

Australian National Internship Program (ANIP)

嬉しい一報が届きました。Australian National Internship Program (ANIP) への参加が正式に決まったのです。第3セメスターは、通常の授業以外に、ANUの研究所でリサーチャーのインターンとしても働くことになります。
ANIPは1993年にANUが設立したプログラムで、ANUの学生だけでなく、オーストラリアおよび海外の大学・大学院の学生が、リサーチ実務力の向上を目的に、オーストラリア議会・政府、各国大使館、NGO、シンクタンクなどでインターンシップを行うものです。
スケジュール的には、9月29日が出願締切、10月18日に条件付許可通知、11月30日にインターンシップ先の正式決定通知がありました。給与はありませんが、履修単位として認められます。僕の場合は6単位で、ちょうど1科目相当です。第3セメスターの終わりに5,000ワードの報告書を提出しなければなりません。
出願過程で苦労したのは、推薦状です。出願時にまだ第1セメスターしか終えていません。第1セメスターで成績の良かった科目の担当講師に依頼したのですが、ちょうど彼女のグラントの申込みと重なり、忙しすぎると断られました。結局、第1セメスター終了後にANUを辞めて欧州に行った講師に依頼してなんとか間に合いました。
僕は日本のシンクタンクでの勤務経験はあるのですが、オーストラリアの研究所で働くのはもちろん初めてで、非常に貴重な機会だと思います。どんなリサーチテーマを選べるのか、本当に楽しみです。来年、インターンシップの内容を報告しますね!

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2017年12月1日金曜日

キャンベラのG-Starジーンズ

10月のことでした。2年前に日本で購入したジーンズが破れました。お尻から内腿にかけてビリッと裂けました。足・お尻の太さに耐えられなかったのでしょうか?ジーンズの値段が高いのはわかっていたのですが、キャンベラセンターで購入することにしました。

キャンベラセンターの中にG-Starのショップがあるのはラッキーでした。僕はG-Starのジーンズしか履かないのです。いや、履けないのです。10〜20代の学生時代にラグビーをしていたので太腿がとても太いのです。この点、G-Starは骨盤・股下のフィット感が格別です。

キャンベラのG-Star RAWショップ
Source) Google Images

ショップの店員さんは商売上手でした。最初は170豪ドルのジーンズを持ってきたのですが、フィット感が悪かったです。次に持ってきたジーンズは190ドルでまあまあのフィット感。最後に持って来たジーンズが210ドルでしたが、ストレッチが効いていてとても履きやすいのです。

そのショップで10着以上試着しました。せっかく高いものを買うんだから妥協はしたくなかったですね。そして、210ドルのジーンズを買うことに決めました。税込です。物価の高いオーストラリアで買い物をする際に唯一ありがたいと感じる点は税込価格が表示されていることです。

新しいジーンズをとても気に入ってます。ジーンズは学生のユニフォームみたいなものだと思います。毎日同じジーンズを履いていてもおかしくないし、ジャケットを着ればフォーマルにもなり得ると思います。やはりジーンズは一本持っておきたいですね。