SUBWAYのサンドウィッチは安くてボリュームがあるんです。4.5豪ドルあれば、日替わりサンドウィッチを食べることができます。4.5ドルの安さで朝食を摂れる場所は他にないですね。量もハーフサイズで日本人の僕には十分です。特にターキーはあっさり味で好みです。ミートボールもこってり味が食べたいときには頼みます。野菜も結構補えます。トマト、オニオン、オリーブ、ピクルスは欠かさず注文していました。
僕のアパートの近くのSUBWAYは、TonyとEricaが夫婦でフランチャイズ経営をしています。Tonyはオーストラリア人と日本人のハーフで、母親の名前はえりこ、奥さんの名前とよく似ていると笑って話していました。お母さんはキャンベラの日本大使館で働いているそうです。Ericaは白人のオーストラリア人で働き者です。サンドウィッチを作る手際のよさには感心させられるばかりです。もちろん、TonyとErica以外にも、アルバイトの店員もいます。
TonyとEricaとも仲良くなったんですが、3ヶ月以上ほぼ毎朝SUBWAYのサンドウィッチを食べていたら、突然、食べられなくなってしまったんです。飽きちゃったんでしょうね。
アパートの目の前にあるスーパーマーケットで、焼きたてのパンを1〜2つとリンゴ、バナナの果物を買って食べるようになりました。パンは一つ2〜3ドル、リンゴもバナナも一つ1ドルくらいです。全部で5〜7ドル程度かかって、SUBWAYよりコスト高なんですけど、東京・大阪で毎朝モーニングセットを食べている感覚ですね。ホットコーヒーとオレンジジュースはアパートで自分で注いでいます。
僕が、白人のオーストラリア人のような食生活を送ることができるか?と考えてみたら、やっぱり今更無理なんですね。SUBWAYに飽きちゃって、焼きたてパンに落ち着いたのは、日本に近い朝食スタイルに戻ったということでしょう。外国での一人暮らしは朝メシひとつにも苦労します。
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