2017年6月8日木曜日

オーストラリアでの最初の5か月

オーストラリアに来てちょうど5か月が経ちました。ANUでの勉強は予想以上に大変で、ブログのアップデートもろくにできませんでした。今日、やっと第1セメスターのテストが全て終わりました。明日から冬休みです。この間に、今までに起こったことをボチボチ書いてみたいと思います。

19日にキャンベラに到着し、引越しを慌ただしく終え、112日から213日の1か月間、PSP(プレセッショナルプログラム)という第1セメスターの準備勉強プログラムに参加しました。数学、統計学、ミクロ経済学、アカデミックライティング(&プレゼンテーション)ITリテラシーの計5科目を4週間でマスターするという内容です。月曜から金曜日の朝9:00から夕方16:30まで授業がびっしりありました。私は日本の大学時代に経済学専攻ではなかったので、PSPについていくことは本当に難しかったですけれども、この経験のおかげで第1セメスターをなんとか無事にクリアすることができたように思います。

1セメスターは220日に始まり、43日から2週間のティーチングブレイクを挟んで、526日まで12週間のプログラム、そのあと、68日まではファイナルテスト期間でした。経済数学、ミクロ経済学(完全競争理論)、ミクロ経済学(ゲーム理論等不完全競争理論)、開発経済学理論、の計4科目を履修しました。最初はそれほど大変でもなかったのですが、徐々にクイズや中間テストが加わり、必死で勉強せざるを得ませんでした。


ANU Crawford School以外の海外大学院を知りませんが、PSPの数学・ミクロ経済学と第1セメスターの必修4科目の全てがお互いに関連していて、6月のファイナルの頃には、それぞれの科目の知識が他の科目の理解に役立つという良いカリキュラムだったと思います。 ちなみにCrawford Schoolは、経済学、政治学、環境学の3分野の専攻があり、20172月開始のクラスメイトは51か国約120人です。ただし、クラスメイトと言っても、1年、1年半、2年のプログラムと異なる期間の修士課程プログラムを選択しますので、履修科目は人によってバラバラです。これはオーストラリア大学院の特徴ではないでしょうか?日本人は修士・博士課程の生徒の中で僕一人だけです。


この5か月、英語に加え、数学にも大変苦労しましたが、新しい友人の助けもあり、なんとか乗り切りました。


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